タロウ日和2

タロウ日和1からの続き

先のブログを書いている時点ではケージから出し部屋を開放して落ち着いていたタロウですが、その後3時間ほど座って休んだ後異変が起こりました。
異変が起こった時、私は妻と交代で仮眠をとる為寝室でププチャトと寝ていましたが隣の部屋から妻の「タロウ!タロウ!」という声で飛び起きました。

寝ぼけた頭で向かうと、部屋がティッシュだらけで一瞬目を疑いました。
妻の早口な説明を受け、どうやらタロウが足にウンチを付けたまま歩き回ったようである事をおぼろげに理解しました。

ただ、それだけでは無く何度もトイレに入っては踏ん張っている様子がありさらによく見るとトイレに入ってる泥状の軟便を砂を掻く際に撹拌しそれを踏んで足につけているようです。

暫くは、周囲にペットシートを敷き詰めて二人でタロウの抵抗を受けつつ抱きかかえながら足の掃除をし、トイレの便を何とか取り除いて(その最中もタロウはトイレに入りたがり踏ん張っては少量の軟便を出す)を繰り返しました。
そうしている内にタロウが餌を少量嘔吐。その頃には踏ん張っても便が出ない事や粘液状の便が少量出る様になっており、タロウは苦しそうに踏ん張っている。そうしている内に今度はトイレ以外の場所でも踏ん張るようになってしまいました。

ここでどうしたら良いか分からずに妻と口論、何とこの日は入院していた動物病院がお休みだったのです。
既に精根尽き果てそうな妻に何とかタロウの様子を見て貰い、緊急時の連絡は出来るかもという考えから一応動物病院に電話してみる。

残念ながら留守番メッセージでしたが「緊急の際は録音メッセージへどうぞ」という事だったので多少混乱しつつ状況を説明して電話を切る。
ただ、期待せずにどうしようか妻とまた口論になりそうなところで電話が鳴る。留守電を入れて5分程度しか経っていないのに動物病院からでした。
院長先生に状況を説明すると、恐らく環境の変化で体調崩しているだけとの事。しかし我々の狼狽振りを感じ取ったのか先生は今から診てくれると言って下さり急行。

キャリーの中でも苦しそうに鳴きながら踏ん張るタロウ。
病院について診察を受けてる最中も踏ん張っており、そうしていると泌尿器付近から出血が確認出来ました。床を見ると少量の血尿。直ぐに検査にまわしたところ恐らく膀胱炎であろうというお話。

膀胱炎は猫の病気としては珍しくはないもので、抗生物質の内服で抑えていくのが一般的。原因はストレスでしょうとの事。
やはりケージ内で出せ出せと暴れていた事かな?と妻と話していました。

ただ、このストレスというのが厄介で自宅で慣れないと同じ事の繰り返しになるのでは無いか。しかし昨日の状態(常時歩き回りながら踏ん張ってしまう)を考えると我々や先住猫のストレスも大変なものになってしまう事で頭を痛めました。
尚、タロウを迎えた日は先住猫は怯えて寝室から殆ど出ず、ご飯・水は少量、トイレはまったくしていない状態でした。

この時引き取ってわずか1日でちょっとタロウが落ち着かなかった程度で病院に戻す事をとても情けなく感じており、タロウがおとなしい事を想定して受け入れ環境を作っていた事等認識の甘さも痛感。
ただ、我々や先住猫の事を考えると一先ず病院にお願いしたいとの考えもあり妻と途方に暮れていました。

そこに関しても院長先生に伝えた所先生は、まずはいったん病院で預かりましょう。それで例えば午前中は家で過ごし夜は病院で過ごすというショートステイから徐々に週末だけのお泊り等に切り替えていき先住猫や我々も徐々にタロウの受け入れに慣れていきましょう。といった事を提案してくれました。
我々はその提案に甘える事にしました。

やはり色々と思い返すとケージの狭さがやはり問題なのでは無いかと思いました。(というのも病院でケージに入れてる分には問題ないとの事から。)
という訳で病院の実際にタロウが過ごしていたケージを見せて頂いたところ、成程広い。
通常のメタルタイプ(扉部分のみ網で後は金属の壁)のケージの仕切りをはずして2個を連結しており横幅2m程の大きなケージでした。実家で借りてきたケージが横幅55cmである事を考えると相当な違いです。

という訳でタロウは膀胱炎が治まるまで暫く再入院、受け入れの環境面やその他をもう一度整えた上でタロウの受け入れを再トライする事にしました。
ここまでで、タロウ受け入れの日の長い長い1日の記録となります。

勝手に保護しておいて、盲目で老猫である為一筋縄では行かないことは分かっていたのですが直ぐに根を上げるなんて本当情けない限りです。が、ププ・チャト・タロウ・私達にとってバランスの良い関係を何とか築いていければと思います。